こんにちは、たねです!
みなさんは外国語を勉強するにあたり、モチベーションがイマイチ上がらなくなった経験はありませんか?
外国語は普段使う機会がないからこそ、勉強のモチベーションを保つのは大変ですよね。
もしただ単に資格所得や点数アップのためと考えて勉強をしていると、特にそのような状態に陥ってしまいやすくなります。
そこで今回は大学共通テストの英語でリーディング・リスニングどちらも9割を取り、
今現在も語学勉強を継続できている僕独自の視点で、
語学勉強への意欲を高めるおすすめの考え方について紹介していこうと思います!
そもそも言語は何のためにあるのか
英語をはじめとして、みなさんもこれまで外国語を勉強する機会は何度かあったと思います。
あるいはこの記事を読んでいる方の中には、今まさに何かの言語の勉強をしている方もいるかもしれません。
受験や留学のため、就職で有利になるため、自らの語学力を高めるため。
それぞれいろんな理由があって勉強に臨んでいると思います。
ところで、そもそもなぜ言語というものは存在しているのでしょうか?
それは人と人がコミュニケーションをとるため。
いうなれば「言語=コミュニケーションツール」であるということです。
その言語を使って何がしたいのかを考える
次にその言語を使って何がしたいのかを考えましょう。
先ほどお話ししたように「言語=コミュニケーションツール」です。
つまり言語習得の先にあるものはコミュニケーションに関する目標であるべきです。
「海外旅行をしたときに現地の人たちとコミュニケーションをとれるようになる」「海外で友達をつくる」「海外の映画を字幕なしで楽しめるようになる」など、
一方通行でも双方向でもいいので、
その言語を習得して、その言語で何をしたいのかを考えましょう。
それがあなたの語学勉強の目標となり、ずっと消えないモチベーションになります。
言語は思考を規定する
人間は言語を使う生き物である以上、思考の及ぶ範囲はその言語に規定されます。
例えば日本語だけを使う人は、日本語で物事を考え、日本語で思考を組み立てていきます。
つまり、日本語で世界を規定するということになります。
もっと具体的にいうと、例えば近年になって「もったいない」という言葉が世界的に広まりました。
しかし英語でそれを表現しようとしても、”mottainai”という綴りで表されます。
外来語が入ってくる時には、おおよそその外来語の意味に近い元来ある言葉で置き換えられます。
しかし英語表記にしても日本語のままなのはなぜでしょうか。
それは、英語には日本語の「もったいない」を意味する言葉がなかったからです。
つまり、英語だけを使う人たちにとっては
それまで「もったいない」という思考が存在しなかったと言えます。
要するに、母国語以外の言語を学ぶことは、自分の思考の幅を広げ、人生をより良くする効果が期待できるのです。
一つの言語しか使えなければ、その枠の中でしか思考することはできません。
その意味で語学勉強するモチベーションになるのではないでしょうか。
モチベをさらにアップさせるおすすめツール
自分なりの目標が定まった後に、さらにモチベーションをアップさせるおすすめのツールを紹介していきます。
それはYoutubeです。
Youtubeには、海外で暮らす日本人の動画や海外の人たちと仲良く外国語でコミュニケーションをとっている動画など、
外国語でコミュニケーションをしている動画がたくさんあります。
実際に外国語でコミュニケーションをとっている場面を見ることで、
外国語に対する親近感がわくとともに、目標がはっきりしやすくもなります。
僕はよく海外留学の動画や海外旅行の動画をみて語学勉強のモチベーションを高めています。
点数アップに固執してはいけない
これまで話してきたように、「言語」というのはあくまで「コミュニケーションツール」です。
語学勉強をしていてモチベが上がらないという方は、
もしかすると資格取得や点数アップを目標にして、日々勉強されているのではないでしょうか?
明確な目標をもって取り組むことは大事ですが、そこに落とし穴があると僕は考えています。
なぜなら言語習得の本質は簡単に点数で表せないからです。
同じコミュニケーションツールとして、日本語を例にとって考えてみましょう。
私たち日本人は基本的に日本語のネイティブスピーカーであり、日本語を使ったコミュニケーションはなんら問題なく行えるはずです。
しかし私たちが日本語を身につける過程で、何か日本語のコミュニケーション能力を図る試験の点数アップや合格を目指して勉強していたでしょうか?
おそらくほとんどの方が(無意識下ではあれど)周りの人たちとコミュニケーションをとりたいという一心で、身につけてきたのではないでしょうか。
また同じ日本人の中でもそれぞれ少しずつ違った日本語の使い方をしています。
それらを何かの指標を基に点数で表したり優劣をつけたりすることは果たして出来るのでしょうか。
他の言語についても同じです。
つまりある言語を使った実際のコミュニケーション能力は点数などでは簡単には表せず、
そこに執着して勉強することは本来の言語習得の目的とはズレているということです。
点数が上下したからと言って、
直接的にその言語のコミュニケーション能力にも影響しているとは限りません。
高い点数を取ろうが実際のコミュニケーションは全くできない人もいますし、逆もしかりです。
語学の試験とはうまく付き合っていこう
ただ、「じゃあ語学の試験を目標にするのはよくないのか」と言われると
そうではありません。
これまで話した通り、語学の試験はコミュニケーション能力を必ずしも正しく反映するものではありませんが、
明確な目標を持つことができるというメリットはあります。
ただ闇雲にコミュニケーション能力を得たいがために勉強するよりも、明確な目標をもって着実に勉強したほうが、
実際のコミュニケーション能力を高めるためにも遥かに効果的です。
つまり、言語習得の本質である「コミュニケーション能力を身につける」ということを大きな目標としつつ、
語学試験を活用することが、最も効果的であるといえるでしょう。
まとめ
今回は語学勉強の意欲を高める考え方について紹介してきました。
「コミュニケーション能力を身につける」ということを念頭に置きつつ勉強することで、
途切れないモチベーションを作ることができると思います。
これまで話してきたことは全て個人的な意見ですが、
皆さんの語学勉強のモチベアップの参考になれば嬉しいです。
ではまた次の記事でお会いしましょう。
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