こんにちは、たねです!
皆さんは自分がやりたいことが見つからない、あるいは分からなくなったという経験はありませんか?
自分のやりたいことが分からいない状態でいるのはとても辛いですよね。
周りはそれぞれのやりたいことに向かって日々突き進んでるのに、自分はやりたいことが見つからずに
ただ時間だけが過ぎていく。
僕も今まで何度もそのことで悩まされ、焦りを覚えたことがあります。でもその都度何かしらの答えを見つけてこれました。
そこで今回は、そんな「やりたいことの見つけ方」について紹介していこうと思います!
なぜやりたいことが見つからないのか
問題には必ず原因があります。
そのためまずは、そもそもなぜ「やりたいことが見つからない」のか原因を探りましょう。
「やりたいことが見つからない」原因は主に3つあります。
「特定の視点」からしか物事を見れていない
この世界にはいろんなことで溢れています。
それにも関わらずやりたいことが見つからないのは、
今の「特定の視点」からしか物事を見れていないという可能性があります。
「選択的注意集中」と言われるように
人間の脳はあることを意識していると、自然とそれに関する情報に反応するようになり、
また一方でそれ以外の情報を無視するようになります。
例えば、普段何気なく見ていた景色も、日頃から絵を描くことが趣味な人にとっては絵の良い素材になります。
同じニュースを見ていても、音楽が好きな人と政治に関心がある人とでは、
よく目についたり印象に残ったりする記事は異なるでしょう。
意識する事柄が変わるだけで、世界の見え方は大きく変わります。
今「やりたいことが見つからない」ということは、少なくとも今自分が意識している事柄に関して見える世界において、
やりたいことが見つからないということになります。
つまり、「新しい刺激」を加えて意識する事柄を広げることで、今まで見えなかったものも見えるようになり
結果的にやりたいことに出会える可能性も高まります。
現状で「やりたいこと」が見つかっていないのであれば
今のその「視点」を変えない限り、いつまで経ってもあなたの「やりたいこと」には出会うことは出来ません。
「やりたいこと」=「100%やりたいこと」だと思っている
「やりたいこと」=「100%やりたいこと」だと捉えていると
些細なことでもやりたくないものが見つかると、
すぐに「それは本当にやりたいことではないんだ」と考えてしまいます。
しかしどんなに好きなことでも、突き詰めていくと
どこかしらで必ずやりたくないことは出てきます。
いくら音楽が好きでも、活動する中では事務的な作業をすることも避けては通れないですし、
どんなに子供が好きでも、ときには親御さんたちのクレームに対応しなければならないこともあります。
それがどうしても嫌な部分なのであれば、確かにその仕事はあなたに合っていないのかもしれません。
あるいはその嫌な部分を避けた働き方が出来るのなら、できるだけそのような形に変えるべきでしょう。
しかし、些細なことでも嫌な部分を避けて、他のやりたいことを探していると
いつまで経ってもきりがありません。
どんな仕事も表に出ているのもが全てではなく、
程度はどうであれ何かしら嫌な部分は出てきます。
一方で、そんな嫌な部分も捉え方を変えたり、慣れてきたりすると
意外と嫌でもなくなってきたりもします。
「100%やりたいこと」を「見つける」というスタンスではなく、
80%90%のやりたいことを「100%やりたいこと」に「する」
というスタンスで、考えていきましょう。
やりたいことは変わっていくもの
人は時間の経過に伴っていろいろなものを経験していき、
その中で身体面だけでなく、考え方や趣味嗜好も変わってきます。
そのため、小さい頃は食べられなかったものが食べられるようになるように、
やりたいこともそのときそのときで変わっていくことがあるということです。
もちろん「小さい頃からやりたいことが変わっていない」という人もいると思いますし、
それはとても素敵なことだと思います。
ただ、みんながみんな今でも小さい頃とやりたいことが同じというわけではないと思います。
年長さんのときや小学生のときに思い描いた将来の夢と、今の夢が違うという方も多いのではないでしょうか。
人は成長していく中で外面的にも内面的にも変わっていきます。
そのため、やりたいことが変わるのは何も普通のことなのです。
自分の理想の生活を軸に考える
ここからは実際にやりたいことを見つける方法について紹介していきます。
充実した人生を送りたいのなら、何事も「自分の将来」を軸に物事を進めるべきです。
「将来どんな生活をしていたいか、どんなところに住んで、どんなことをしていたいか」など、
自分の思い描く理想の将来を思い浮かべて、
またできればそれを紙やスマホのメモアプリに書き出して整理してみましょう。
それらは具体的であればあるほどいいです。
そしてその書き出した自分の理想の将来の中に、あなたのやりたいことが隠れています。
というのも、その理想の将来こそが、あるいはその理想の将来を叶えてくれるものこそが、
あなたが「やりたいこと」になるからです。
例えば、「将来は自分の家やカフェなどで、好きな時に好きなだけ働けるような生活をしていたい」
という内容だった場合、
リモートワークができる業種や、あるいは起業して自分で仕事量を決定できるようにすることなどが、
あなたが「やりたいこと」になります。
この場合は細かい業種までは決まりませんが、
自分の「やりたいこと」の傾向を掴めるだけでも、世界の見え方はだいぶ変わってきます。
そして世界の見え方が変わることにより、
実際に「やりたいこと」にも出会いやすくなります。
「やりたいこと」ができる状況が、あなたの「理想」なはずです。
そのため逆説的介入として、あなたの「理想」の将来を書き出せば、
自ずとあなたの「やりたいこと」が見えてくるという仕組みです。
ぜひ今一度、「自分の理想の将来はどんなものか」を考え、
そこに隠れる本当に自分がやりたいことを見つけてみてください。
新しい「経験」をたくさん積む
前の『「特定の視点」からしか物事を見れていない』でも書いた通り、
もし現状で「やりたいこと」が見つかっていないのなら、
今の「視点」を変えない限り「やりたいこと」を見つけることはできません。
そのため、「新しい刺激」を加えその「視点」を広げる必要があります。
そこで、新しい「経験」をたくさん積みましょう。
とは言っても、「何をすれば良いかわからない!」という方もいると思います。
そこでまずは、「少し興味はあったけど今まで出来てなかった新しいこと」にチャレンジしてみましょう。
皆さんも一つや二つ、
今まで興味はあったけど、結局やらなかったことがあると思います。
自分が興味があるものの方がチャレンジしやすいので、ぜひ試してみてください。
あるいは、「人と話したり本や動画等を見たりする中で、他の人のやりたいことや趣味を知る」ことも
効果的だと思います。
自分のやりたいことが見つかっている人が何を目指していてどんなことをしているのかを知ることで、
自分の見える世界も広がり、やりたいことを見つけるヒントも得られることがあります。
ぜひいろんな人と会って、自分の「視点」を広げましょう。
自分の得意なことから探していく
自分の得意なことから探していくことも効果的です。
例えば「人に何か教えることが得意」だったら、
教師もそうですが、ブロガーやSNS情報発信者なども当てはまります。
自分が得意なことを書き出して、それを活かせる仕事をいろんな方面で考えてみましょう。
なお、自分の得意なことがあまり思いつかないという人は
家族や友達など周りの身近な人に聞いてみることをお勧めします。
人は自分のことを正しく評価できないことが研究でも明らかになっているので、
その点でも自分よりも周りの人に聞いた方がより正確に自分の得意なことが分かるかもしれません。
自分が得意な分野であれば、思い通りに物事を進めやすいです。
また大きくつまずく可能性も低く、思い描いたビジョンに辿り着きやすくもなります。
そのため、自分の理想の将来に合ったものであるのなら、
「自分の得意なこと」は一番その理想を達成しやすいものと言えるでしょう。
ただ、自分が得意なだけであって、
本当にそれが「やりたいこと」かどうかは分かりません。
したがって、書き出した自分の得意なことについて詳しい人に話を聞いたり
本や動画などを見て調べてみたりして
興味が湧いたらすぐにチャレンジしてみましょう。
いつも気づいたら考えていること
皆さんはいつも気づいたら考えていることはありませんか?
そのようなものがあるなら、もしかしたらそれがあなたの「やりたいこと」なのかもしれません。
「同年代の人が音楽で活躍しているところを見ると、ついつい見入ってしまう。」
「どこかに就職するよりも何か自分の力で生きていけないかを考えてしまっている。」
「いつも何か最新のニュースがないか気になってしまう。」など、
皆さんも思い返してみれば何か、気づいたら考えていることがあるのではないでしょうか。
「やりたいことが見つからない」という人の中には
「いつも気づいたら考えていること」に気づいていない人もいます。
ぜひ、自分の普段の様子を振り返ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
やりたいことが見つからないのは、誰にでも起きることです。
そしてそれはあなたが成長した証拠であり、人生をより良くするチャンスでもあります。
ぜひ焦らずマイペースで探していきましょう。
みなさんの「やりたいこと」が見つかることを祈っています。
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